パーキンソン病のリハビリテーションについて、
①いつから行えばいいの?
②どれくらいの頻度で行えばいいの?
③どんなことをすれば良いの?
と、お問合わせいただくことが多くあります。
お答えとしては、
①〈開始時期〉
体に何らかの症状が現れた時点から、リハビリテーションの実施をお勧めしております。
②〈実施頻度〉
週1回から週3回をご利用される方が多いです。
③〈実施内容〉
パーキンソン病の自覚症状として最も多いのが、体のこわばり(固縮)です。
この症状によって、すり足になったり、歩幅が狭くなったり、動作が全般的に小さくなります。
体のこわばり→動作が小さくなる→筋肉の柔軟性が低下する→さらに体がこわばる、といった悪循環が起こってしまいます。
そこで、私たちリハビリテーション専門職は、基本的に以下のような内容をご提供いたします。
1.筋肉をほぐしたりストレッチを行い、まずは筋肉を正常な状態に近づけます。
2.体を大きく使う練習を行います。例えば、大きな歩幅で歩く練習をしたり、上半身の体操を実施します。
3.体のこわばりの悪循環は、非常に転倒しやすい状態たので、手すりなどの福祉用具の提案や、動作チェック・指導を行います。
その他、口腔体操や入浴訓練、散歩など幅広いリハビリテーションを実施いたします。
必ず一度お体を拝見し、具体的な内容、頻度をご案内いたします。
また、入浴介助や排便コントロールなど、看護師による支援も実施いたします。
介護保険や医療保険が適応できるため、最小限の費用負担でサービスをお受けいただけます。
まずはお気軽にお問合せください。
リハビリテーション専門職による無料の訪問も実施しています。