パーキンソン病のリハビリテーションの開始時期、頻度、実施内容について

2023年2月20日

パーキンソン病のリハビリテーションについて、

①いつから行えばいいの?

②どれくらいの頻度で行えばいいの?

③どんなことをすれば良いの?

と、お問合わせいただくことが多くあります。

お答えとしては、

①〈開始時期〉
  体に何らかの症状が現れた時点から、リハビリテーションの実施をお勧めしております。

②〈実施頻度〉
  週1回から週3回をご利用される方が多いです。

③〈実施内容〉
  パーキンソン病の自覚症状として最も多いのが、体のこわばり(固縮)です。
  この症状によって、すり足になったり、歩幅が狭くなったり、動作が全般的に小さくなります。
  体のこわばり→動作が小さくなる→筋肉の柔軟性が低下する→さらに体がこわばる、といった悪循環が起こってしまいます。

  そこで、私たちリハビリテーション専門職は、基本的に以下のような内容をご提供いたします。

  1.筋肉をほぐしたりストレッチを行い、まずは筋肉を正常な状態に近づけます。
  2.体を大きく使う練習を行います。例えば、大きな歩幅で歩く練習をしたり、上半身の体操を実施します。
  3.体のこわばりの悪循環は、非常に転倒しやすい状態たので、手すりなどの福祉用具の提案や、動作チェック・指導を行います。

その他、口腔体操や入浴訓練、散歩など幅広いリハビリテーションを実施いたします。
必ず一度お体を拝見し、具体的な内容、頻度をご案内いたします。

また、入浴介助や排便コントロールなど、看護師による支援も実施いたします。

 

介護保険や医療保険が適応できるため、最小限の費用負担でサービスをお受けいただけます。

まずはお気軽にお問合せください。
リハビリテーション専門職による無料の訪問も実施しています。