スポーツ&フィットネス指導者セミナーの講師として参加しました!

2019年9月25日

NPO法人みんなのスポーツ協会様よりご依頼いただき、

スポーツ&フィットネス指導者セミナーに、

リハビリプラス作業療法士と理学療法士のスタッフが講師として参加しました!

 

「姿勢評価のポイントと運動の関係性」というテーマで

姿勢の評価ポイントと姿勢の歪みを予測することを目的とした内容の講義です。

 

膝や足首、肘をガムテープで固めると、人はどのような姿勢になっていくのか?

歪んだ姿勢で動作するとどうなるのか?

 

座学だけではなく、実際にご自身の身体を使い実践を通した内容になっていますので、和気あいあいとした雰囲気で進みます。

 

とても熱心に受講される方が多い中、講義が終わってからも相談に来られる参加者様もいらっしゃいました。その中で私たちも新たな気付きを得ることができたので、是非紹介させて下さい!

 

お一人は、ダンスをしている50代女性です。体重を乗せたときに左膝内側に痛みがあるとのこと。体は柔らかく筋力も十分にあります。

問題は足指の深爪でした。

深爪のため、足指に適切な力が入らず(爪で地面からの反力を抑えることができず)、体の使い方が崩れていました。

そこで、爪切りの方法、スクエアカットを指導し、「こんな視点があったんですね!」と大変喜んでおられました。

 

二人目は、右の親指が二枚爪になっており、痛みもあるため、爪の切り方を教えてほしいとのことでした。しかし、爪はスクエアカットされており、深爪もなく、問題ありません。

そこで、全身をチェックすると、ふくらはぎ(下腿三頭筋)は極端に発達し、お尻(大殿筋)は極端に小さい状態です。趣味はランニングとのことでした。

走るホームは、お尻をあまり使わず、ふくらはぎや足指を使い過ぎているのではないかと考えました。

そこで、お尻のトレーニングとホーム改善をアドバイスし、「爪だけが原因ではないのですね!」と新たな気付きを得たことに喜んでおられました。

 

お二人からの相談は、ナーシング フットケア&ネイルケアの視点そのものでした。

 

お二人ともADLは自立し、一般の方よりも運動している方たちです。

このようなケースでもナーシング フットケア&ネイルケアは適応するという新しい発見をしたことは大きな学びであり、講師の機会を得たことを改めて感謝しました。

 

今回、足指と全身のリハビリテーションに関する相談があり、改めて足部の健康とリハビリテーションの関連性と重要性を再確認することがきました。

 

 

以下のブログも是非ご覧下さい。

ナーシング フットケア&ネイルケアはフットケアと違うの?