フレイルとは?
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。
年齢を重ねていくと、心身や社会性などの面でダメージを受けたときに回復できる力が低下し、これによって健康に過ごせていた状態から、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に変化していきます。
フレイルは大きく3つの種類に分かれます。
一つ目が「身体的フレイル」です。運動器の障害で移動機能が低下したり(ロコモティブシンドローム)、筋肉が衰えたり(サルコペニア)するなどが代表的な例です。高齢期になると、筋力は自然と低下していきます。
二つ目が「精神・心理的フレイル」です。高齢になり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。
三つ目が「社会的フレイル」です。加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態などをいいます。
これら3つのフレイルが連鎖していくことで、老い(自立度の低下)は急速に進みます。この連鎖はどこが入り口になるかは、その人次第。老いとは、決して身体の問題だけではないのです。
出典:広報誌「厚生労働」2021年11月号 健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ
3つの予防の柱
何の手立てもせずほったらかしにしていると、心身は衰えてしまいますが、いまの自分の状態と向き合い、予防に取り組むことで、進行を緩やかにし、健康に過ごせていた状態に戻すことができるのがフレイルです。
だから予防が大切!
フレイルを予防するには、運動・栄養(食・口腔機能)・社会参加の3つの柱に着目し、いまの自分の状態と照らし合わてみるとよいでしょう。3つの柱はは、お互いに影響し合っています。どれか1つだけをすればいいというものではありません。3つの柱をうまく相互作用させて自分の生活サイクルに組み入れていきましょう!
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