転倒事故の要因

2023年1月20日

転倒事故の要因は多岐にわたり、年齢や健康状態、生活環境など様々な要素が関与します。

高齢者では、筋力やバランスの低下、視力や聴力の低下、認知機能の低下、薬剤の副作用などが主な要因となります。

また、住居環境の改善や適切な履物の使用(スリッパはつまづきやすいのでお勧めできません。)が必要です。

誤嚥性肺炎などの疾患や、薬物治療によるめまいやふらつきなどがある場合もあります。

 

一方、若年者でも、運動不足や筋力の低下、視力の低下、薬剤の副作用、ストレスや疲労、アルコールや薬物の使用などが転倒の要因となります。

 

さらに、滑りやすい床や段差、階段、不適切な照明、家具の配置などの生活環境の問題も、転倒事故を引き起こす可能性があります。

転倒事故の予防には、個々のリスク要因を特定し、その原因を解消することが重要です。

 

私たちは、ご自宅へ訪問し、ご本人の心身機能や住環境の評価を行い、適切なリハビリテーションをご提供して転倒予防に努めます。