パーキンソン病の訪問リハビリテーション(動作はゆっくり大きく、焦らず)

2019年8月16日

パーキンソン病のリハビリテーション

ご自身と介助者の心得(動作はゆっくり大きく、焦らず)

 

1.パーキンソン病は、体が固くなり、動作が小さくなる傾向にあります。

そのため、体を大きく、ゆっくりと動かすように心がけることが大切です。

特に、足首が固くなり、猫背になりやすいので、アキレス腱を伸ばしたり、胸を張る練習がおすすめです。

2.精神的に緊張すると、体を動かし辛く、歩きにくくなります。

トイレで急いていると、足が出にくくなります。余裕を持ってトイレに向かうことが必要です。

また、介助者の方は、ご本人のペースに合わせて、足が動き出すまで一呼吸置いて介助すると上手くいくことが多いです。急かせたり、無理やり手を引っ張ったりしては、余計に足が出なくなってしまいます。

特に方向転換は行いにくい動作です。声を合わせてリズムをとることで、足が出やすくなることがあります。

訪問看護や訪問リハビリテーションでは、パーキンソン病に対する看護ケアやリハビリテーションはもちろんのこと、生活のアドバイスも実施しています。

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